長期金利上限は上げか撤廃か 悩める日銀、検討を継続 編集委員 清水功哉 - 日本経済新聞

様々な観測が出た18日の日銀金融政策決定会合は、結局、政策の現状維持を決めた。2022年12月の前回会合で決めた長期金利(10年物国債利回り)に0.5%程度の上限を設ける政策は限界が見えてきており、追加的な対応策を議論したとみられるが、どのような方策が妥当かについて結論は出なかったようだ。前回会合からまだ1カ月し…