[社説]合成燃料の導入準備を着実に - 日本経済新聞

脱炭素に向けた運輸燃料として合成燃料が注目されている。日本が2050年までに二酸化炭素(CO2)の実質排出ゼロを達成するには、排出量の2割を占める運輸部門の取り組みが重要だ。政府は石油業界などと連携し、導入準備を着実に進める必要がある。火力発電所などから回収したCO2と、再生可能エネルギーで水を電気分解した水…