[社説]英新政権は経済の再建と分断の修復を - 日本経済新聞

4日投開票の英総選挙(下院選、定数650)は、スターマー党首率いる労働党が400を超える議席を獲得し大勝した。14年ぶりの政権交代だ。国民が物価高や移民増加に抱く不満と不安を反映した結果といえる。ジョンソン元首相の官邸パーティーなど不祥事続きだった保守党の信任が失墜し、中道左派の労働党を中心に批判票が流れた…