冤罪（えんざい）で164日間、拘束された。つらかったのは、この状況がいつまで続くか分からないこと。今はなんとか耐えられているが、ずっと耐えられるのか。先の見えない不安を乗り越える支えになったのが、天台宗大阿闍梨による『一日一生』でした。一日が一生、と思って生きる。先のことは考えず、今日は今日のことだけ…