児童手当が一部廃止 場当たりやめて本質議論を 編集委員 辻本浩子 - 日本経済新聞
児童手当制度が変わる。10月支給分から所得に上限が設けられ、約61万人の子どもが対象から外れる。児童手当は度々の場当たり的な見直しで、誰にどれだけ必要かという本質は見失われがちだった。少子化が一層深刻ななか、経済的支援はどうあるべきか。今こそ根本的な議論が必要だ。児童手当は中学生以下の子どもについて、1…