パウエル氏「劇薬」避け膨らむ火種 はしゃぎすぎ禁物 - 日本経済新聞

投資家にとって、今回の米連邦公開市場委員会(FOMC)の最大の関心事は、量的緩和(QE)の縮小(テーパリング)を終える時期でも2022年の利上げの回数でもなく、米連邦準備理事会(FRB)がいつ保有資産の縮小、いわゆる「量的引き締め(QT)」に動くか、そのヒントを探ることだった。パウエル議長は「まだ決めていない」と…