東南アの脱石炭火力促す金融手法、シンガポールが旗振り - 日本経済新聞

シンガポールで、東南アジアの石炭火力発電所の早期廃止を後押しする新種のファイナンスが動き出した。「トランジション(転換)・クレジット」と呼ばれる一種の炭素クレジットだ。金融当局のシンガポール金融通貨庁(MAS)が旗振り役となり、企業や金融機関と組んで制度作りを急いでいる。近隣国の脱炭素を促しつつ、自国…