世界の半導体不況越年へ 台湾TSMCは23年通期も減収幅拡大 - 日本経済新聞
半導体不況が長期化してきた。業界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の2023年4〜6月期は約4年ぶりの減収減益となった。中国の景気減速や米国の金利上昇でパソコンなどの個人消費や設備投資が振るわず、同業大手の業績も大きく落ち込む。市場の本格回復は24年春以降にずれ込む見通しだ。TSMCの魏哲家・最高経営責任者(CEO…