米コロナ貯蓄300兆円、23年半ばにも消化 消費に影 - 日本経済新聞

【ニューヨーク=大島有美子】新型コロナウイルス下の財政支援で潤った米家計の余剰貯蓄が、2023年にも底をつきそうだ。米連邦準備理事会(FRB)によると残高ベースで21年9月末のピーク時には約300兆円あったが、その後は減り続け民間試算では秋にも消化する。インフレと金利上昇で家計の債務は膨張し、ローンの延滞も増え…