超低金利が招く老後危機 米年金、リスク運用に傾斜 ニューヨーク=宮本岳則 - 日本経済新聞

大規模な金融緩和のしわ寄せで、長期志向の機関投資家が本来の堅実さを失い始めている。超低金利で運用難が強まるなか、米公的年金では運用成績を押し上げやすくなる半面、高リスクな「レバレッジ(借入金で運用額を膨らませること)」活用論が浮上。米生命保険会社のレバレッジは過去最高水準にある。「金利なき世界」は…