世界の食料価格、10年ぶり高水準 中国需要が押し上げ - 日本経済新聞
【ウィーン=細川倫太郎】世界の食料価格が急上昇している。国連が3日発表した5月の食料価格指数(2014~16年=100)は1年前から4割上昇し、2011年9月以来、約10年ぶりの高水準となった。中国で豚の飼料の需要が増えたほか、天候不順による供給減少も響いた。食料価格指数は穀物や食肉、乳製品などの国際取引価格から算出さ…