家事労働、賃金換算なら年143兆円 GDPの3割弱相当 - 日本経済新聞

炊事や育児など無償の家事労働に充てた時間を賃金に換算すると、2021年は143兆円と過去最高になった。40年前に比べて3倍弱に膨らみ、名目GDP(国内総生産)の3割弱にあたる。賃金の高い高年齢層の家事参加や女性の賃金上昇が背景にある。内閣府が性別や年齢別の平均賃金を基に、家事に充てた時間に働いていた場合に得られ…