5月の実質賃金、14カ月連続減 年度後半の好転に黄信号 - 日本経済新聞

実質賃金がマイナス基調から抜け出せない。2023年度後半にもプラスに転じるとの見方が今春にはあったが、物価上昇が想定以上に長期化している。賃上げは物価高に追いつかず、買い控えなど消費への下押し圧力が強まる懸念がある。実質賃金は実際の給与総額(名目賃金)から物価変動の影響を除いたもので、労働者が給与をど…