コロナ禍で給与8年ぶり減 20年度、下押し長期化も - 日本経済新聞

新型コロナウイルス禍が賃金に影を落としている。厚生労働省によると2020年度の1人当たり現金給与総額(月平均)は前年度比1.5%減の31万8081円となり、8年ぶりに減少した。経団連の集計では21年の春季労使交渉の賃上げ率も8年ぶりに2%を割り込んだ。足元では緊急事態宣言が延長され、雇用環境の改善は遅れている。賃金の下…