最低賃金、欧米に見劣り 3%上昇続くが目標1000円未達 - 日本経済新聞
2022年度の最低賃金は昨年度に続き、大きな引き上げになりそうだ。物価高を考慮すると、3.1%だった昨年の上げ幅を上回る可能性がある。足元の最低賃金は全国平均で時給930円で、政府が目指す1000円に近づく。しかし欧米に比べると日本の水準は低く、働く国としての魅力は落ちた。企業の生産性を上げ、賃上げの環境を整える…