時計の針止まった損害保険大手、出直しへ分岐点 公取委が課徴金 - 日本経済新聞

公正取引委員会による一連の課徴金納付命令で損害保険大手によるカルテル問題への対応はひとつの区切りを迎えた。各社は2月末に改善計画書を公表して旧弊との決別をうたったが、その後も新たな不祥事が次々に発覚しているところに問題の根深さがある。損保業界は顧客軽視の横並び体質を改められるか。企業向け保険の価格を…