パラジウム2年11カ月ぶり安値 景気悪化の警戒広がる - 日本経済新聞

自動車の排ガス浄化触媒に使う貴金属パラジウムの国際価格が2年11カ月ぶりの安値をつけた。労働市場の強さが続く米国で、追加利上げに対する警戒感が広がっているのが背景。需要の約8割を占める自動車向けへの悪影響を懸念する売りが出た。国際指標となるニューヨーク先物(中心限月)は10日、一時1トロイオンス1522ドルと…