ドル円相場154円、ドル高が主導 物価懸念と「有事買い」 - 日本経済新聞
外国為替市場で円相場が1ドル=154円台まで下落した。1990年6月以来の円安・ドル高水準だ。他の主要通貨も対ドルで下げ、ドル独歩高の様相だ。強い経済指標で米利下げ観測が後退する一方、欧州は6月にも利下げに踏み切る可能性が高まる。中東情勢の緊迫化によるリスク回避もドル買いを促す。市場では為替介入への警戒が一段…