のりをこえたECB、市場との対話どう紡ぐ 編集委員 小栗太 - 日本経済新聞

「のちのち深い禍根を残すことになるのではないか」。欧州経済に詳しい、みずほ銀行の唐鎌大輔氏が強い懸念を示すのは、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が発した事実上の利上げ宣言だ。ラガルド総裁は23日、金融政策に関する3つの重要な情報を公表した。量的緩和策を早期に終える見込みであること、7月の理事会で利上げ…