10年物国債表面利率、1.1%に上げ 異次元緩和前水準に - 日本経済新聞

財務省は2日、7月発行の10年物国債(375回債)入札で、買い手に毎年支払う利息を示す表面利率を1.1%と6月までの0.8%から引き上げた。表面利率が1%台をつけるのは2012年4月以来、約12年ぶり。日銀の政策修正観測を背景にした国債利回りの上昇を反映し、日銀が13年4月に異次元緩和に着手する前の水準となった。国債は発行時…