新生銀行を悩ませる、SBIの「48%支配」という奇策 - 日本経済新聞

SBIホールディングスと新生銀行の対立が、長期化の様相を呈している。SBIが新生銀行へのTOB(株式公開買い付け)を始めて3週間が経過したが、新生銀は依然、旗幟(きし)を鮮明にしていない。同行が慎重にTOBの是非を見極めるのは、SBIが規制の盲点をついて繰り出してきた「48%」という株式取得比率への対応に悩むからだ。…