日本の株持ち合い解消、最終局面 市場は成長投資を注視 - 日本経済新聞
東京海上日動火災保険など損害保険4社が29日、政策保有株約6.5兆円分を全て売却すると表明した。もたれ合いの象徴とされた日本企業の株式持ち合いは徐々に解消が進み、「岩盤の崩壊」という最終局面を迎えている。株高も追い風だ。安定株主の減少で海外投資家の存在感が増しており、売却で得た資金を使った成長投資や株主…