企業の二酸化炭素排出、有価証券報告書での開示1割どまり - 日本経済新聞
上場企業の二酸化炭素(CO2)排出量の開示が遅れている。2023年3月期の有価証券報告書で自社が直接排出した分の実績を示した企業は14%にとどまった。仕入れ先や製品使用まで含めた分は4%とさらに少ない。データ収集や算定の仕組みが未成熟なことが背景にある。開示要請は世界的に強まる見通しで、企業は体制整備を急ぐ必要…