9月電気代、官製値下げで1000円安く 脱炭素は遠く - 日本経済新聞

大手電力10社は30日、9月請求分(8月使用分)の電気代を発表した。政府が補助金を再開し、1家庭当たり標準で最大1000円規模の値下げになる。政府主導の「官製値下げ」は消費者に恩恵となるが、再生可能エネルギーに回せたはずの政府の財政支出が電気・ガス代に累計約4兆円投じられることになる。2030年の脱炭素電源の投資…