書評『仲介する日本』シャオルー・マー著 - 日本経済新聞

中国は19世紀末以来、近代化の精神と改革・革命の方法をロシアから熱心に学び続けていた。その中露両国の仲介役をしたのが日本であり、明治には二葉亭四迷が訳したゴーゴリの作品などが清朝に、昭和戦前期の1930年代には蔵原惟人らプロレタリア文学者によるソ連・社会主義リアリズム文芸翻訳が中華民国に大きな影響を与え…