薬を処方する際には、最少量で最大限の効果を狙う。抑肝散を例に解説。

認知症の周辺症状に対して最もよく使われる薬の一つ、抑肝散。主に、怒りっぽさや幻視などの陽性症状に対して処方される。 小児の夜泣きに使用されることもあるらしい(自分は小児に処方したことはない)。 今回は、就寝前の抑肝散のみで上手くいったケースをご紹介。