中高年化する就職氷河期世代の厳しい現実

1990年代後半から2000年代前半の深刻な不況期に社会に出た「就職氷河期世代」が、40歳前後の“働き盛り”に差し掛かった。この世代は、今も賃金、処遇ともに不遇なまま。このまま中高年化する前に、総合的な対策に向けた議論が早急に必要だ。