上場企業の女性役員:初の3000人台、比率は9%に上昇も社外取締役が中心

2021年度の上場企業の女性役員は増加し、初めて3000人台に乗せた。全役員に占める女性の割合も9%と、前年度(7.4%)に比べてわずかに上昇した。「性別に関係なく能力で判断を」という社会的要請や投資家のニーズが背景にある。ただ、女性役員といっても内部昇格ではなく、社外取締役の登用が目立つのが実情だ。