官能美の極致『第三夫人と髪飾り』はなぜベトナムで上映中止になったのか? アッシュ・メイフェア監督に聞く
19世紀の北ベトナムを舞台に、男児を産むことが女性最大の務めとされていた「一夫多妻・父権社会」の影を、14歳の「第三夫人」の視点から捉え、息をのむ美しい映像でつづる『第三夫人と髪飾り』。本国ベトナムで公開4日後に上映中止となった衝撃作だ。日本公開に先駆け、9月上旬に来日した女性監督に話を聞いた。