米労働市場の減速は続くか-中小企業を中心に労働需要が低下するほか、移民増加が賃金上昇圧力を緩和する可能性
24年4月の雇用統計は非農業部門雇用者数(前月比)が大幅に低下したことに加え、失業率の上昇、賃金上昇率の低下など全般的に労働市場が顕著に減速している可能性を示唆した。失業保険新規申請件数が足元で大幅な増加を示すなど...