『虐殺器官』伊藤計劃 なぜ殺すのか、大量殺戮を招く“虐殺文法”とは何か?

伊藤計劃のデビュー作 2007年刊行作品。英題『Genocidal Organ』。第7回小松左京賞の最終候補作(ちなみにこの年は受賞作「なし」)で、選には漏れたが、早川書房のハヤカワSFシリーズJコレクションから書籍化された。 虐殺器官 (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション) 作者:計劃, 伊藤 早川書房 Amazon 本作は「ベストSF200…