『はなとゆめ』冲方丁 清少納言と中宮定子、『枕草子』誕生の物語

冲方丁、三作目の歴史小説 2013年刊行作品。冲方丁(うぶかたとう)は、2009年の『天地明察(てんちめいさつ)』から歴史小説を書くようになった。2012年には二冊目の歴史小説となる『光圀伝』を上梓。そして三作目の歴史小説となるのが本作『はなとゆめ』である。 もともとは、岐阜新聞、福島民報など、新聞七紙にて連載…