『鬼女の都』菅浩江 京都×同人の世界を描いた本格ミステリ

菅浩江初の本格ミステリ 1996年刊行作品。1989年に『ゆらぎの森のシエラ』でデビューして以来、エスエフ、ファンタジー寄りの作品を手掛けてきた菅浩江が、初めて書いた本格推理小説が本作である。ちなみに、カバーの袖には法月綸太郎の賛辞まで入っていた。 文庫版は2005年に祥伝社から登場している。この表紙絵は、山田…