『むかしむかしあるところに、死体がありました。』青柳碧人 昔話×ミステリの楽しさ

2020年本屋大賞の第10位! 2019年刊行作品。筆者の青柳碧人(あおやぎあいと)は1980年生まれ。2009年に数学を題材としたミステリ『浜村渚の計算ノート』で、講談社Birth小説部門を受賞し小説家デビューを果たしている。デビューしてからの十年で、作品数は30作を超えており、相当に筆の早い作家と言える。 『むかしむかし…