『眠りの牢獄』浦賀和宏 初の非安藤シリーズは、主人公の名前が「浦賀」!

初の非安藤直樹シリーズ 2001年刊行作品。浦賀和宏(うらがかずひろ)の六作目。浦賀和宏はメフィスト賞受賞作の『記憶の果て』以降、安藤直樹シリーズをずっと書いてきた。しかし、六作目にしてようやく、非安藤シリーズ作品を書いてみたのがこちらの『眠りの牢獄』である。 浦賀作品としては画期的な薄さ(163ページ)。…