[社説]諫早「開門せず」 「分断」の国責任は残る | 社説 | 沖縄タイムス+プラス

 「宝の海」と呼ばれた諫早湾が全長7キロにわたる大型鋼板で閉め切られて26年になる。国営諫早湾干拓事業(長崎県)の潮受け堤防にあるこの排水門は、最高裁の決定を受けて開門されないことで事実上決着した。 「開門」「非開門」という相反する司法判断が併存するねじれ状態は解消する。