[木村草太の憲法の新手](195)部活動指導を巡る対策 密室性がパワハラの温床 十分な人員と予算必要 | 木村草太の憲法の新手 | 沖縄タイムス+プラス

 2021年1月、県立コザ高校の生徒が自ら命を絶った。遺族は今年2月、県に対して損害賠償請求訴訟を提起した。この痛ましい事案では、部活動の密室性がはらむ危険が現実化してしまった。まず、本紙の報道に沿って、経緯を確認しよう。 亡くなった生徒が所属していた高校は、県高校総体10連覇の強豪だ。