投げ込まれた手りゅう弾、破片が右頬貫通 顎を触るとぐにゃぐにゃ 16歳の少年兵、何度も死の危機に | 沖縄タイムス+プラス

[今、語り継ぐ 戦後78年](1) 瑞慶山良光さん(94)=大宜味 米兵の集団が向かってくる。恩納村の山中で、16歳の少年兵はとっさに自決用の手りゅう弾をくわえ、水たまりに漬かって頭だけを出した。死を覚悟した。