[社説]ハンセン病意識調査 いまだ深刻な偏見 なぜ | 社説 | 沖縄タイムス+プラス

 「ハンセン病への偏見差別は現存し、依然として深刻な状況にある」 国の隔離政策を違憲と断罪した2001年の熊本地裁判決、家族への差別被害を認めた19年の家族訴訟判決を経た現在地がここなのかと思うと愕然(がくぜん)とする。人権侵害の歴史への向き合い方を根本から問い直さなければならない。