奪われたものを奪い返す闘い 直木賞「宝島」が描く戦後の沖縄 執筆を一時中断した作者の覚悟 | 沖縄タイムス+プラス
米軍統治下の沖縄で生きる若者たちを描いた小説「宝島」(講談社)で直木賞を受賞した真藤順丈さん(41)が22日、東京都内で沖縄タイムスのインタビューに応じた。詳報は次の通り。(聞き手=東京報道部・西江昭吾)現代の問題として照射 ―今回の受賞は沖縄でも反響が大きい。 「うれしい。