亡き父からの「贈り物」に涙 フィリピン残留孤児、ゼナイダさん 初めてルーツの沖縄に | 沖縄タイムス+プラス

 太平洋戦争前にフィリピンへ渡った沖縄出身男性と現地の日系人女性との間に生まれたフィリピン残留日本人、冨里ゼナイダスミコさん(78)が25日、亡き父の古里・沖縄の地を初めて踏んだ。戦時中に父と離別したゼナイダさんは、うるま市津堅島への墓参りを強く希望していた。「ここに来られたのは亡き父からの贈り物。