社説[原発処理水海洋へ]放出強行は許されない | 社説 | 沖縄タイムス+プラス

 東京電力福島第1原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含んだ処理水の海洋放出を政府が決めた。国の基準以下の濃度に薄めるため科学的には安全と説明するが、30年とも40年とも言われる長い間、海洋へ流し続けることに環境への懸念は消えない。漁業者の反発は強く、政府や東電の説明も不十分だ。