【木村草太の憲法の新手】(162) 選択的夫婦別姓 多様性への配慮は合理的 「伝統破壊」の主張誤り | 木村草太の憲法の新手 | 沖縄タイムス+プラス

[木村草太の憲法の新手](162) 衆院選に向け、選択的夫婦別姓制が注目を集めている。議論の前提を整理したい。 旧民法は、家制度を採用していた。元来、妻はよそ者扱いで、家の氏を称することは許されていなかった。1898年の改正で、妻は夫と同様の氏を名乗ることができるようになった。