社説[琉球人遺骨返還認めず]世界の潮流に逆行する | 社説 | 沖縄タイムス+プラス

 昭和初期の1920~30年代に旧京都帝国大(現・京都大)の人類学者が今帰仁村の墓から持ち出した26体の遺骨の返還を、子孫に当たる沖縄県民らが求めていた訴訟で、京都地裁は「原告に返還請求権はない」として、請求を棄却した。 墓は琉球王国の第一尚氏の一族らをまつる「百按司墓」。