湊かなえ「カケラ」レビュー 〜久しぶりの本格的「イヤミス」! 自分というカケラの見方,活かし方…〜

本格的イヤミス感は久しぶり 湊かなえさんの「カケラ」を読了しました。 プロローグから,湊さんの代名詞「イヤミス」の感覚満載です。この感覚は久しぶりですね。 本書は,美容外科医である「橘 久乃」が,ある少女の死の原因を追及する過程を描いています。 プロローグとエピローグ以外は,久乃が対面する相手の独白のよ…