米国通貨供給量の拡大がもたらす、ドルの価値の下落と金の上昇

2020年3月23日、米連邦準備制度理事会(FRB)は無制限の量的緩和を決定した。その後急速に拡大してきているのが米国通貨供給量だ。金の供給量は限定的であるのに対し米国通貨供給量の拡大は、世界の基軸通貨であるドルの通貨価値の下落と金価格の上昇を引き起こす可能性がある。