「ニーア終末旅行」/「ソウナ」のシリーズ [pixiv]

朝起きると、目に涙の跡があった。さっきまで見ていた夢のせいだろう。痛い、痛い。そんな声が耳にこびりついている。おそらく、僕と同じヨルハ部隊の誰かの記憶だ。サーバの役割を兼ねる宇宙ステーションであり我々の拠点であるバンカーが落ちてから、僕らは記憶のアップロードと同期をレジスタンスキャ...