#百合 #銀河鉄道の夜 夢幻鉄道の夜 - 八神きみどりの小説 - pixiv

あなたから認められたい。それ以外は何も、何もいらない。 ――がたん。黒い視界が揺れる。 ――ごとん。骨盤に程良い振動。 天気の悪い早朝に、スマホのバイブレーションに起こされた直後に似た散漫な思考。 左の肘掛けに上半身の全てを委ねていたせいか、左腕の感覚が無い。力の入らないそれを重...