#薬屋のひとりごと #薬屋小説500users入り クリスマスキャロル、その後に。 - 錦の小説 - pixiv

「くりすます、ですか」 急用だと呼び出され、聞かされたのは耳慣れない異国の言葉だった。ぱちぱち瞬きをしながら首を傾げる猫猫に、部屋の主は柔らかい笑みを向ける。 「そうだ。北亜連より更に北にある国の祭りらしいが、……羅門殿からそういう話は聞いていないか」 「……養父が留学していたの...