#12 鞍馬天狗は三八口径で葬送曲を奏でるか | ただし少女はレベル99 - 汀こるものの小説シリーズ - pixiv

いつもと同じ業務だった。賞味期限の切れる弁当や惣菜を棚から下ろしてコンテナに入れ、トラックで来る廃棄業者に引き渡す。女にはしんどい、結構力の要る仕事。 ただ、その日は。 少しトイレに行って弁当コーナーの前に戻ってくると、見たことのない少年がコンテナを漁っていた。おにぎりとのり弁を...